wordpress(ワードプレス)サイトにまつわる話題で欠かせないのが、サイトの表示速度ですね。
実際、サイトの表示速度を改善するプラグインだけでも公式にはたくさん上がっています。
GMO WP Cloudは、プラグインなどを使わなくても快適な速度がでるようにハイスペックなサーバー機器を使い、さらにwordpress(ワードプレス)専用のチューニングを施してあります。
表示速度はあくまでもサーバー側が担保すべき課題であって、お客さまはコンテンツに気を配る時間が増やせたほうがよいよねという思いから、サーバー構成とチューニングにはとても気を配りました。
今日は、試しにお名前.comの共用サーバーSDとGMO WP Cloudのサイト表示速度比較をしてみます。
お名前.comの共用サーバーSDは、2008年頃にリリースされたお手軽な共用サーバーです。
サーバーの安定度も抜群ですし、wordpress(ワードプレス)の簡単インストールも備えているので、
初めてのサーバーにも、ハイエンドのお客さまにもオススメできるサービスです。
ただし、wordpress(ワードプレス)に最適化されているわけではないので、バックアップ/リストアやステージング、オートスケールといった、WP Cloudの特長となる機能は実装されていません。
それでは、早速、測定です….
今回は、どちらも同じVer.のwordpress(ワードプレス)で、テーマ、コンテンツもまったく同じものを使用しています。
最初の測定ツールはこちら
「GTmetrix」は、会員登録など必要なく、当該のURLを入力して測定がすぐに開始できるというお手軽ツールです。
まずは、共用サーバーSD…
次に、WP Cloud…
おおおおおおおおお…..
SDのほうが速かったらどうしようかと思いましたが、やはりWP Cloudが速いという結果になりました。
「Page Speed Grade」というのは、Googleのサイト速度評価、「YSlow Grade」というのは、Yahoo!の評価です。
下のほうには評価の詳細がでていますが、とりあえず今日は置いといて、単純にwordpress(ワードプレス)専用のWP Cloudが勝ち!ということで…
次にもう一つ、「LOAD IMPACT」でも計測してみます。
「LOAD IMPACT」はスウェーデンの会社が提供しているオンラインの計測ツールです。
有料/無料とあって、無料だと1日に5サイトまでという制限がついたはず…
ここの計測ツールでは、同時に複数アクセスがあったとき、サイトのロードタイムがどう変化するのかを計測できます。
(無料だと同時50アクセスまで、アクセス元はランダムで海外の1都市が選択されます)
では、さっそく
まずはSDから、今回はシドニーからのアクセスになりました
だいたい2秒を切るあたりから始まり、同時アクセス数が増えるにつれてMax5秒くらいまでロードタイムが伸びる結果となりました。
それではWP Cloudではどうでしょう、こちらもシドニーからのアクセスです
こちらは、同時アクセス数が増えても速度は一定で、1秒あたりを走り続けました。
GMO WP Cloudは、wordpress(ワードプレス)に特化したサービスです。
非常に人気のあるCMSであるwordpress(ワードプレス)を快適に安全にご利用いただける環境を用意するというのは、ホスティングサービスには不可欠なものとなっています。
そして、その環境は共用サーバーよりも、マネージドと呼ばれるwordpress(ワードプレス)ホスティングがよりパフォーマンスのよいサービスを提供できるというのが現在の判断です。
今日は、お名前.comの共用サーバーSDと比較してみました。
共用サーバーSDは大容量のHDDと無制限のマルチドメイン対応など、共用サーバーに求められる機能は高度に実現されていますので、wordpress(ワードプレス)を使わないという時には共用サーバーSDを強力にオススメします。
wordpress(ワードプレス)を使いつつ、同じドメインでメールも使うという場合には、
「共用サーバーSDとGMO WP Cloudの両方を」
使っていただけるのが、みんなhappyかと思われます…
WordPress 専用高速サーバー GMO WP Cloud