WordPress（ワードプレス）のサーバーに必須な3つの条件

本日は、WordPress（ワードプレス）オーナーに求められる「守備」のお話

WordPress（ワードプレス）オーナーの皆様、サーバーってなかなか迷いませんか？もちろん、そんなに多くのアクセスを求めるものではない場合や、趣味で作って放置している場合はまた違った事情があると思います。しかし、積極的にアクセス数を伸ばし、ゆくゆくは広告収入（アフィリエイト収入）を得よう、またはすでに収入を得ている場合は、サーバーって本当に重要なトピックスであることは実感されているかたも多いのではないでしょうか。

このような実体験も多く聞くことから、さて今日からWordPress（ワードプレス）で一眼発起して人気ブログをつくるぞ、検索エンジンで引っかかるブログを作るぞ、となった場合、そのお悩み事って「将来きっと遭遇するであろう憂鬱」でもあります。

結論としては、そのような憂鬱をすべてサーバー側で問題解決します、という弊社GMOインターネットのWordPress（ワードプレス）専用高速サーバーの話をさせていただきたいのですが、一般論としてもお役立ていただけるようなお話を盛り込みました。様々な方々のお役に立てればとおもいます。

条件1、アクセスアップしても安心な対策は打ってありますか？

WordPress（ワードプレス）はサーバーへの負担が大きい

WordPress（ワードプレス）は、少し触ったことのある方なら御存知の通り、PHPプログラムの集合体でできています。その数は数千ファイルに登り、またデータベースも使うため、サーバーへの負担は皆様が思っている以上に高いといえます。

そのため通常のレンタルサーバーでは、同じホームページスペースを何十人かでシェアして使うこともあり、「WordPress（ワードプレス）が重い！」と感じるような現象があるようです。

アクセスアップしやすいブログが作りやすい

WordPress（ワードプレス）ではアクセスアップしやすいブログを作るために最適化されています。それは、だいたいのWordPress（ワードプレス）テンプレートテーマがSEO対策のためにそこそこ整備されていることや、Google等の検索エンジンにインデックスしてもらうためのサイトマップ、FEED、Pingといった様々な仕組みを提供しているため。通常ゼロからホームページをつくろうとすると、これらの攻めのツールはゼロから開発しなくてはなりません。プラグインの存在や、WordPress（ワードプレス）デフォルトの設定でそのような気の利いた機能は整備されており、魅力あるコンテンツの制作に徹することができることも、WordPress（ワードプレス）の恩恵です。

無料ブログサービスでも検索エンジン対策などの出来はサービスごとに評判がありますが、自身がアルファブロガーではない限りなかなか外部リンクが自然に集まるサイトにはなりませんので、やはりテンプレートのカスタマイズやプラグインで検索エンジン対策の戦いを行うことになります。

この点の柔軟性ではWordPress（ワードプレス）の比になるブログサービスはなかなか無いのではないでしょうか。

さて、サーバにとっては実は高負荷であることや、真剣に取り組めばアクセスアップが望みやすいツールであることを合わせて、WordPress（ワードプレス）はサーバーエラーやサーバーのクラッシュを招く可能性はいつでもある、といえます。

しかしこの点で、なかなか理解と実態とのギャップがあると思います。インターネットやパソコンの初心者ほど、「コンピュータは動いてあたりまえ」「ホームページは表示されてあたりまえ」と思っている傾向が強いのではないでしょうか。

実はすごいコンピューターだってクラッシュするし、壊れます

最近またコンピューターは正常に動いて当たり前だ、という風潮があるように感じますが、安定性に優れているスマートフォンのようなコンピュータがごく身近に、世にあふれてきたためそのように思われるかもしれません。

しかし、サーバーとなるとまた話は変わります。確かにスマートフォンの何倍もかしこいのですが、同時に、たくさんの処理をしなくてはなりません。スマートフォンは、1人のひとが1つのホームページを表示させるだけなので、当たり前に稼働します。しかし、サーバー側は、たくさんのひとが同時にホームページを閲覧するため、1分間に1万件ものリクエストを処理することだって、ザラにあります。例えスマートフォンでも、1分間で1万件のホームページなんて、開けないのではないでしょうか。

たくさんの命令がきたコンピュータは、どうなるのでしょうか。一般的には、「サーバーダウン」してしまいます。たまにTVで話題になったホームページが閲覧できなくなったりする事象、見たことありませんか。サーバーダウンすると、リクエストが一切処理できなくなり、サーバーエンジニアが再起動したりチューニングしないと、命令を受け付けることができなくなります。

さらに、その先に待っているのは過酷な運命です。たくさん命令をギリギリまで受付ようとコンピュータも頑張り、熱を帯びて、「物理的に故障」します。こうなるとホームページデータの一切が消失します。もちろん、あなたが何年かかけて貯めた素晴らしい記事も、一瞬で全て消えて、取り戻せなくなります。これは極珍しい事象ではなく、当たり前にあり得ることです。

アクセスアップのために必要なチェック項目

　・あなたのサーバーは、大量のアクセスを滞り無く捌けますか？

　・あなたのサーバーは、アクセスが急激に増えると重くなりませんか？

　・サーバー故障にそなえて、常日頃からバックアップしていますか？

条件2、自動アップデート、セキュリティ対策が重要です

Windowsだってスマートフォンだって狙われます

WordPress（ワードプレス）は世界中で使われているCMS（コンテンツマネージメントシステム）です。大企業から有名人のホームページまでWordPress（ワードプレス）でできていることもあります。そのため、多くの悪意ある第三者がセキュリティホールを突こうと日夜研究をしています。

これはWordPress（ワードプレス）が悪いのではなく、使われるソフトウェアは必ず狙われるということです。Windowsもセキュリティホールを狙うアンダーグラウンドな組織に対象にされることしばしば、イタチごっこの戦いを繰り広げています。自動車にOSが搭載されればハックされる危険もあるでしょうし、スマートフォンだってウイルスソフト対策をする時代。そして、WordPress（ワードプレス）はオープンソースであるという特徴はありますが、特段に脆弱性が決定的に悪いわけではなく、むしろ世界中のエンジニアが灯った火を消さんと一生懸命対策されてきた歴史もあります。

頻繁に行われるWordPress（ワードプレス）バージョンアップ

WordPress（ワードプレス）は常に全世界中のエンジニアにより無償で開発されており、バージョンアップも盛んに行われています。本格的に新しい機能、コンセプトを取り入れるような「メジャーアップデート」や、細かな修正やセキュリティ的アップデートを盛り込んだ「マイナーアップデート」の2つが行われています。メジャーアップデートの場合は、バージョンが1→2→3と進化し、いまは4世代目となります。マイナーアップデートは頻繁に行われており、4.01や4.02など小数点で刻まれるのが特徴ですね。

そのように頻繁に行われるWordPress（ワードプレス）のアップデートですが、実運用は追いついていますでしょうか。サーバーの手続きによって、特定領域を「書き込み可能」にしている場合などはWordPress（ワードプレス）自体が自動アップデートをしてくれる場合もありますが、勝手にアップデートされた結果エラーが出る、改造したものが反映されていない、等の事故も起こりえます。そのため自動アップデートを行う場合には自動バックアップもしておかないと成り立たない可能性があるため、この点で不安なポイントも内在しているのがセキュリティ対策の奥深さではないでしょうか。

セキュリティ対策のために必要なチェック項目

　・常にWordPress（ワードプレス）のバージョンアップに同期対応できていますか？

　・WordPress（ワードプレス）のバージョンアップの前にバックアップはできていますか？

条件3、万が一のサポートや機能はそろっていますか？

WordPress（ワードプレス）のテーマいじりは、エラーを出しながらの戦いです

WordPress（ワードプレス）の魅力のひとつに、奥深いテーマカスタマイズの道があります。例えば、少し集客ができてくると、「ひとりあたりの閲覧ページ数を増やしたい！」ということで、投稿記事の近くに記事ランキングを置いたり、フォトギャラリーを設置したり、アイデア次第でいろいろと実現できるわけですね。それも、Googleで「WordPress　記事ランキング」などと簡単に検索するだけで、優しく解説してくれるブログも大量にヒットします。

そのような流れでPHPをいじりはじめる「簡単なプログラマーデビュー」を迎える人は、WordPress（ワードプレス）オーナーには特に多いのではないでしょうか。興味は深く、間口はとても低く広いため、この点は極めようと思うと中級者、上級者の道はかなり遠く終わりはありません。そのようなカスタマイズ工程は趣味としても楽しいもので、ハマると自分の小技などをWEBで紹介したくもなるものです。

さてそのようなきっかけでPHPプログラムの改造のデビューをするのはいいのですが、トラブルも付き物です。この場合、自力で全て解決できる人など、プロレベルでしか存在しないため、100％理解しているとまではいかずとも百戦錬磨であると自負できなければ、やはりサポートの有無は調べるべきです。

安心できるサポート体制があるサーバー会社かどうか見極めましょう

よくある安心できないサーバーサポート体制としては、よくお悩みとしていただくのは下記の通り。

　「海外の格安サーバーだったため日本語は通じない」

　「対応チームに時差があり、日本時間の昼間は稼働していない」

　「土日祝日は対応していない」

　「メールでしかサポート対応していない」

サーバーサービスのサポート人員というのは、多少の知識がないと対応できないこともあり、なかなか人員確保が簡単ではないのではないかと思われます。また、メールのみで対応受付している場合は、緊急時にはハラハラしてしまいますよね。きちんとサービスとしてのサポート体制を売りにしているレンタルサーバー会社も多いうえ、プロほどきちんとこうしたサービスを利用する傾向にもあるようです。ご自身の腕利き度合いに限らず、間口が開かれていて安心できると思える体制を確認しておきましょう。

安心できるサポートのために必要なチェック項目

　・24時間365日の電話サポートは受けられますか？

　・エラーログなどは見れますか？

　・こまめにバックアップが取られていて、すぐに復旧できますか？

そんな機能すべてそろった「GMO WP Cloud」がおすすめです

以上いかがでしょうか。日頃はWordPress（ワードプレス）の改造方法やアクセスアップなどの方法を模索している方々にとっては、なかなかの「守備」なお話が多かったのではないかと思います。そして手前味噌ですが、これらご紹介させていただいた守備要素がすべてそろった「GMO WP Cloud」をご紹介させてください。普通にWordPress（ワードプレス）を活用する分にはなんの差支えもないように思えても、本格的に収益化などを見込んでいく場合はパフォーマンスの論点やセキュリティ、より広告最適化や一人あたりページビューの改善において、深度のあるカスタマイズのたびに行うバックアップも、アップデート対応といった細かい守備タスクも必須。「GMO WP Cloud」ではなんと、”守備タスク”と本記事で呼ばせていただくような作業を、サーバー側で自動で行うのです！

突然のアクセスアップにも安心の「オートスケール」

サーバーが処理できるアクセス数には物理的な限りがあります。それをインターネット発展にあわせて各WEBサービス会社やサーバー会社がどうしてきたかというと、「サーバーを追加購入して増強する」といった方法をとっていました。そのため「ラック契約」といい、収納用のラックを○台分スペース借りしておく、といった方法をとっていたのですね。

そのような時代を経て、少し前はどうしていたかというと、サーバーも「仮想化」したので場所を借りるという概念はなくなったものの、「アクセス数が増えそうなときだけプランを増やす」というようなことをしています。「来週、TVに出るから、サーバーが大丈夫かどうか見てくれ！」と通販サイトの社長が頼み、外注か内製のエンジニアが確認するというフローですね。なんだかアナログな印象もありますし、ちょっとした組織じゃないとこの工程は大変です。

一方、最新技術でGMO WP Cloudが提供するのは「オートスケール」。アクセス数が増えたら、その瞬間にする自動で許容範囲を増やしてしまうことで、「理論的にサーバー落ちしないサーバー」が出来上がるのです。これは自動であることがポイントで、ある程度アクセスの乱高下を体験しているオーナーさんからすると便利さがわかる機能なのではないでしょうか。例えばTVの話にしても、TVに出るかどうかなんて事前にわかることは広報部隊がいるようなチーム出ない限り滅多にありませんし、自分のブログがTVに出るということもなかなかありません。あり得る導線としては、TVでたまたま「芸能人・モデルさんが日本初上陸の美容器を褒めた」として、その美容器で自分のブログが上位に表示されていたために突発的にアクセスが増える、といった状況でしょう。

そう、ブログのブレイクやアクセスアップは、ときに突発的なのです。突発的なブレイクのタイミングでサーバーが落ちるというのは本当によくある話。GMO WP Cloudが提供する「オートスケール」で、突発的なアクセスアップにもお任せ下さい。

自動バックアップします。自動アップデートします！

大切なデータのバックアップや、アップデートといった基本セキュリティ対策は、サイトオーナーなら誰しもが行うべき基本的なものです。一昔まえだと、ホームページをつくるひとは専門業者が多かったため、「ホームページ制作者」「ホームページを利用して活動を行う人」は別々でした。ところが、WordPress（ワードプレス）をはじめとしたこれら発信ツールの発展にともない、「ホームページ制作者」「ホームページを利用して活動を行う人」の境目はいま、曖昧になってしまったのですよね。

そのため、ブラウザでなんとか見れていて成立しているようにみえるホームページでも、裏側は実はずさんでセキュリティ的なリスクもある…といった状況は珍しくない状況になってしまいました。もちろん、そのようなセキュリティ意識の低いオーナーを狙い撃ちするような悪意の第三者も存在します。こういった対策は、WordPress（ワードプレス）側ではプログラムを強化してできるだけセキュリティ精度を高めることしか出来ませんが、最後は使い手の問題になってしまうところも悩ましいポイントです。

そこでGMO WP Cloudでは、サーバー側からのアプローチによってこうした諸問題を解決しました！アップデートもバックアップも、設定をおこなえばルーチン的に出来る作業はあるとはいえ、その観点や方法論が正しいかは別問題です。例えば、定期バックアップができるWordPress（ワードプレス）プラグインはありますが、オプションとして「サーバー内にバックアップを保管する」といった内容があります。これ、サーバーごと壊れてしまっては全く意味がないので、本来は別の箇所にバックアップデータを置くべきですが、そのような知識を持たないユーザーにとっては、「バックアッププラグインが稼働しているから大丈夫だろう」で終わってしまう傾向もあるようです。

それだけでなく、正しいアップデートや正しいバックアップは、少々面倒くさい一面もあります。GMO WP Cloudの自動バックアップ、自動アップデート機能で、そのような「面倒くさいところ（＝守備）」をひと通り丸投げしていただき、安心してブログ運営をお楽しみいただくことができます。

24時間／365日サポート体制

GMOインターネットはサーバーを提供する会社として国内随一の規模を誇るため、当然、日頃からたくさんのお問合せをいただきます。その結果、ノウハウは蓄積できますし、サポート体制も人数もクオリティも他社に比べて胸を張れる規模を構築しやすい特徴があるのかなと考えています。

その中からさらにWordPress（ワードプレス）の知見もあるスタッフをGMO WP Cloudのチームとして整備し、24時間／365日サポート体制をつくりあげました。この点においては他社の追随を許さぬと日々切磋琢磨するコールセンターチームに、百戦錬磨のお問合せ対応ノウハウをあわせ、きっと万が一の時にもご満足いただけるサポートを提供できるのではないかと考えています。

ぜひ「GMO WP Cloud」をご検討ください

さて、これまで「守備方面」と例えさせていただいた、コンテンツ整備やWEBマーケティング要素以外のお話を中心に、バックアップの大切さやリスクなどをご説明させていただきました。本格的にブログを運用し、その先に収益化や大量のトラフィックを望むのであれば、とても大切な要点があります。それは同時に「専門知識」「手間」でもあるため、私たちは、それらの面倒くさいところを「GMO WP Cloud」で代わりに実施するための企画と開発を行ってまいりました。

きっとあなたのWordPress（ワードプレス）ライフを支えるはずです。ぜひ「GMO WP Cloud」をご検討くださいませ。