WordPress（ワードプレス）の投稿・納品に便利なテクニック＆プラグイン

wordpress(ワードプレス)の投稿・納品に便利なテクニック＆プラグイン

wordpress(ワードプレス)でサイト構築をすることの魅力のひとつは、なんといっても豊富なプラグインです。プラグインを上手に活用すれば、複雑なカスタマイズも簡単に実装することができます。

プラグインというと、ついついデザインや機能面でのプラスアルファばかりを思い浮かべてしまうかもしれませんが、実はwordpress(ワードプレス)には、記事の管理をぐっと便利にするプラグインもたくさん存在しています。

サイトを運営していく上でいちばん利用頻度が高いのは、記事の投稿ページですよね。今回は、そんな記事投稿や編集をより便利かつ効率的にしてくれるプラグインを3つ紹介しましょう。

投稿画面をより直感的に – Tiny MCE Advanced

wordpress(ワードプレス)の投稿画面はとてもわかりやすく、誰でも簡単に記事を投稿できるという魅力があります。しかし一方で、記事をより読みやすいものにするためには、HTMLの知識がなければ難しい部分もあります。

• ・表の挿入および編集
• ・画像を表示する際の細かい設定
• ・動画の貼り付け

https://wordpress.org/plugins/user-submitted-posts/

デフォルトの状態でこうした操作をするためには、直接タグを打ち込まなければならないのです。
そこで活躍してくれるのがTiny MCE Advancedです。このプラグインを導入すると、投稿画面のボタンが増えますので、上記のような操作も直感的に行うことができるようになります。

かゆいところに手が届く – Admin Post Navigation

Admin Post Navigationは、「なくても困らないけれどあれば便利」という代表格のようなプラグインです。どういった効果があるのかは、実際の画面を見ていただければ一目瞭然でしょう。

デフォルトの状態では、記事を編集する際には投稿一覧画面を一度開いてから編集したい記事を選ばなければなりません。ところがこのプラグインを導入すると、編集画面から直接前後の記事に移動したり、新規投稿画面を開いたりできるというわけです。

大量の記事を管理していたり、頻繁に過去記事の再編集を行うようなサイトの場合には、たったこれだけのことで作業能率は大きく変わるはずです。

誰でも投稿OK! – User Submitted Posts

通常、wordpress(ワードプレス)には管理者または登録ユーザーしか記事を投稿することができません。しかし、サイトの目的によっては誰でも投稿できるようにしたほうが便利な場合もあるはずです。

専門知識があればこうした機能を作り上げることも不可能ではありませんが、User Submitted Postsを導入するほうが簡単です。

特徴的なのは、テキストだけでなく画像も投稿できることです。また、投稿者の側でカテゴリの指定もできます。管理する側としても、投稿時の入力認証を設定したり公開を承認制にしたりできるため、スパム投稿にサイトを汚される心配もありません。

なお、ログインしていない人にはフォームを表示させないようにしておくことで、管理者が管理画面以外から簡単に投稿できるようにするという裏技的な使い方もあります。

プラグイン導入にはセキュリティ対策も欠かさずに

プラグインは便利な反面、どうしてもセキュリティ面の不安があるのではないかと考える人もいるかもしれません。そんなあなたのために、安心してプラグインを利用するための秘訣も2つ紹介しておきましょう。

まずは、常に最新版のプラグインにアップデートしておくこと。プラグイン側に依存する問題であれば、これだけでかなり未然に防ぐことができます。

もう1つは、wordpress(ワードプレス)に最適化したサーバーを利用すること。「GMO WP Cloud」のような専用サーバーであればセキュリティ対策も万全です。wordpress(ワードプレス)を最大限便利に使うためにも、プラグインとセキュリティ対策はセットで考えておくとよいでしょう。